EQ2.0 『心の知能指数』を高める66のテニックの本。
なぜ私がこの本を読んだかというと、YouTubeを観ていた時にメンタリストDaiGoさんが紹介していたからです。
EQについて学ぶことができれば、自分が望む人生に近づけるのではないかと考えたからです。
具体的には、
- 人間関係の向上
- 自分自身の成長
- 収入を増やす
この3つについて役に立つヒントがこの本を読めば見つかると感じたからです。
そしてこの本はこんな方に読んで頂きたいと考えています。
- EQについて興味がある方
- うまく感情をコントロールできない方
- 人の上に立つ立場の方
- 子育て中のママさんパパさん
もくじ
EQとは
EQとは自分自身と他者の心の動きに気づき、それを理解する力である。またその気づきを使って自分の行動や人間関係を上手にマネジメントする力でもある。
人間は感情の生き物で、わたしたちの脳は、まず感情に反応するようにできています。
また3分の2の人は感情に支配されていて、心の動きを把握して自分の味方につけることができていません。
核になる感情は、幸せ、悲しみ、怒り、恐れ、恥などがあります。
つまり、EQとは自分の感情と上手に向き合うことが大切になってきます。
EQとIQと個性との違いとは
具体的にEQとIQと個性との違いはことらです。
- EQは人間の行動の土台になる要素
EQは知性ではない - IQは生まれながらに決まっている
IQは学習能力 - 個性は独自のスタイル
内向的だったり、外交的だったりする
またEQ、IQ、個性は私たちの誰もが持つ性質。
この3つが私たちの思考と行動を決めている。
EQだけが上がったり下がったり変化します。
そして全人格を理解するには、IQとEQと個性をすべて調べることが大切になってきます。
僕ら人間はIQや個性はもう変わることはないです。
つまり、これからの人生をいい方向に進めるには、EQを伸ばしていくことが重要となってきます。
IQが高い人よりもEQが高い人の方が人生において成功しやすいということにもなります。
EQの影響
EQの影響はものすごくあります。
具体的には、
- 日々の発言や行動のほぼすべてに影響
- あらゆる重要なスキルの土台
- 仕事にものすごく影響する
- 年収に結びつく
少し努力するだけで、人生のさまざまな面にポジティブな影響があるります。
EQについて学べば、人生の成功についての考えのヒントになります。
EQ4つのスキル
EQは4つのスキルが組み合わさってEQを形成しています。
- 個人的な管理→自己認識、自己管理
- 社会的なスキル→社会的認識、人間関係管理
個人的なスキル
①自己認識スキル
自己認識力とはその瞬間の自分の心の動きを正しく把握し、さまざまなな状況での自分の傾向を理解する力である。
心の動きを本当に理解するためには、どこからその感情が生まれ、なぜそう感じるのかを時間をかけてじっくりと考えなければならない。
自己認識スキルはEQの土台になる部分でもあります。
②自己管理スキル
人が行動を起こすときや、あえて行動を起こさないときに表に出るのが、自己管理能力。
自分の心の動きを知ることによって、柔軟性を保ち行動を前向きな方向に変えられる能力が自己管理スキルである。
一時的な欲求を脇に置いて、いつも自分の傾向をコントロールする力です。
社会的なスキル
③社会的認識スキル
人間関係の土台になるスキル。
他者の感情を正確に読み取り、相手の心の中で何が起きているかを理解する力である。
他人が考えていることや感じることが自分と違っていても、相手の立場に立てる能力です。
④人間関係管理スキル
ここまでに述べたEQの3つのスキルが必要になる。
すなわち、自己認識、自己管理、社会認識のスキル。
人間関係力とは、自分と他人の感情を理解し、その理解を利用して人との関わり合いをうまくマネジメントする力です。
EQを高めるためには
EQを高めるにはまずEQテストを行うことが大切です。
EQのテスト結果を受け、EQの4つのスキルのうち伸ばしたいスキルを選んで学習していく必要があちます。
またEQを高めるには訓練を 辛抱強く続ける必要があります。
具体的には、3~6カ月後に変化が目に見えるようになります。
EQを高めるテクニック
『心の知能指数』を高める66のテニックとありますが、EQを高めるために特別はことはあまりないような印象です。
そしてすぐに取りかかれると感じたテクニックはこちらです。
- 自分を知る(いろんな感情と向き合う)
- 俯瞰して自分をみる(感情と理性を区別して考える)
- ストレスと上手に向き合う(深く深呼吸する、休息する)
- 時に時間をおく(時間はシンプルな解決策)
- ポジティブになる(笑顔や笑い声を増やす)
- 今に集中する(今やすべきことに集中する)
上記の内容については、割とどこかで聞いたことがあるようなフレーズばかりかと思います。
つまり、EQを高めることは、特別なことばかりではないということです。
今に集中する
どこにいても、今その時に集中し、周囲の人に注意を向け、その瞬間を生きよう。心がその場にいないことに気づいたら、すぐに引き戻してほしい。未来に備え過去を振り返るのは大切だが、そればかりを考えていると、目の前のものに集中すること、つまり今に生きることができなくなる。
EQ2.0を読み、今の私にできていないと感じたのは『今に集中する』です。
例えば英語の勉強をしているときは、英語勉強に集中することが大切です。
しかし、よそ事を考えてしまって、心がその場にないことがよくあります。
過去のことを悔やんだり、あれもこれもやりたいと考えたりすると結局は今やることに集中ができなくなってしまいます。
結果として、効率が悪くなりいろんなことが中途半端になってしまいがちです。
すごく当たり前なことですが、私にはまだまだ『今に生きる』ことができていないので今やるべきことに意識を向けていきたいです。
怒る時は意図的に
『誰でも怒ることはある怒るのは簡単だ。だが、正しい人に、正しい程度で、正しいときに、正しい目的で、正しい方法で怒るのは難しい』これはギリシャ哲学者のアリストテレスの言葉で、感情と人間関係の永遠の法則をうまく言い表している。この格言を実行できれば、EQの旅は成功だと考えていい。
怒りを適切にコントロールし、意図的に利用できれば、人間関係をいい方向に強めることができます。
自分にも他人にも正直でなければならないが、時には怒りを表に出して、意図的に使う必要があります。
具体的には、サッカーの試合のハーフタイムで監督が怒りをあらわにして選手たちの士気を高めたりします。
つまり、怒りを目の前で感じた選手たちは、怒鳴られた悔しい思いをプレーで見返そうと言う気持ちになります。
上手な使い方の一例ではありますが、生活する中での状況によって怒るシチュエーションが変わってきます。
その時、その都度でどう怒るかを考え行動や言動をしていく必要があります。
まとめ
EQのスキルは誰でもあげることができる能力です。
また年齢を重ねるごとにEQのレベルが高くなる傾向にあります。
成功するためには、IQこそが最も重要だと考えがちですが、EQが高い方が人生の成功を得やすいという事実があります。
そしてEQスキルは、感情と同じように周囲に伝染をします。
人によってはストレスがかかると、EQのスキルが使えなくなってしまう人もいます。
だからこそ、ストレスがかかる状態でも本当に自分のものにしておくことが必要になります。
誰でもEQは上がるが、訓練を辛抱強く続ける必要があります。
EQこそが人生の成功のカギとなり伸ばさないでいるのはすごくもったいないことです。
そして日々の積み重ねを大切にして、EQの向上に努めてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでもあなたに参考になれば幸いです。
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