『営業なんかやりたくない』、『営業職で身につくことは何だろうかと』
と、考えている方に、少しでも前向きになってもらえたらと思い私の経験から得たものを記事にまとめてます。
そもそも営業を自ら望んでやりたいと思う人もあまりいないように感じますが、
結論としては、
『やりたくもなかった営業職をやってみて案外よかったかな』
と、感じています。
しかし、営業はタフでないとできない一面も
あるので、少し覚悟は必要かもしれないですねw
私自身は、自動車や住宅関連の法人様向け(メーカー)向けにあわせて10年以上も営業職として仕事をしています。
今では、月に数億円もの売り上げがある担当の営業マン。
会社でも一番の売り上げがある営業マン。
ちょっとだけ自慢させてねw
そのこと自体がすごいわけでなく、法人営業は扱う金額が大きなりやすいという一面があります。
そして、私の経験から身につくスキルをお伝えし、『もう少し営業を頑張ってみようかな』と思ってももらえると幸いです(^^)
コミュニケーション
よく言われがちなコミュニケーション能力。
私自身も、ムダにプライドが高く、ちょいと不器用で、お客さんとの壁をつくりがちな一面もありますが、営業職で10年の経験で身についたことを順にお伝えします。
話す力
営業職になると、イヤでもお客さンと接する機会が増えます。
その経験を積むことで、こちらが伝えたいことが言えるようになっていきます。
社会人になったばかりのころは、こちらが説明したいこともまともに伝えることができないありさまw
当然、それではいけないと感じ経験を積む中で、順をおって話すことを覚えていきました。
社会人になったばかりの頃は、上司によく『相手の認識レベルに合わせて話しなさい』と、たくさん注意を受けたのが今では懐かしいです。
結論として、営業という立場になるとイヤでも自然と順応し『話す力』はつくものだと感じます。
察する力
営業という立場になるとお客さんが何を求めるか常に考えるようになります。
そして、相手が何を求めることがつかめないと仕事もうまく進まなくなってしまいます。
営業職と大切になってくるのは、
- 話しを聞いて理解する能力
- 相手が求めるものをつかむ力
もしお客さんと打ち合わせや電話をしている際に、分からないことがあっても何度も確認で問い合わせをするとイヤがられてしまう可能性もあります。
まずは、ざっくりでも、求められたことを把握し、理解できなかったことは自分で調べたりまわりに聞いたりしながら進めることも大切なように感じます。
ビジネスの全体をつかめる
営業職では、経営者のようにビジネス全体をつかみやすくなります。
モノやサービスが売れて、入金がされるまで最前線でかかわります。
具体的な例としては、
- お金の流れ
- モノやサービスの流れ
- 社内の流れ
また、かかわる業界の景気の良い悪いもつかみやすいです。
そして、もし仮に独立や起業をしたいと思う際には、営業職の経験はプラスに働いてくれるでしょう。
数字に強くなる
私が一番身についたスキルは数字に強くなったということです。
営業では常に数字と向い合わせです。
- 見積り作成
- 請求書作成
- 入金確認
- 売上計画や実績集計
上記の通り、営業は数字と向い合せです。
また扱う金額が月に数億円ほどあるなど、対象金額も多くなります。
なんなら、数字を見ることが好きになってきます。
そしてパソコンで数字とにらめっこしている時が仕事中で一番落ち着く自分もいます。
おかげで家計簿は妻ではなく、私がメインで担当しています。
数字が強くなることで、話しの中で具体的な数字を使って説明ができるなど論理的な説明にも役立ってくれるでしょう。
資料作りができるようになる
営業は何かと資料を作成することが多いのではないでしょうか。
- 提案書の作成
- 見積りの作成
- 議事録の作成
エクセルやパワーポイントを使う機会も増える為、資料をまめる力がつきやすいです。
そして他の部署や、起業をした際にも事務作業の必要なスキルを身につけることができるでしょう。
社内の信頼を得る
お客とは最前線でかかわり、会社の売上があるのも『営業が仕事を獲得したから』だと思われやすいです。(時に社内から嫌がられる仕事もありますが…)
当然会社が成り立つのは売上があってこそです。
営業というタフな職務を会社を代表してやることは、容易ではありません。
当然のことながら社内からは感謝されがちです。
結果として、営業職は社内でも評価されやすいポジションとなり、ステップアップには大切になります。
売上がないとたたかれるポジションではありますが、評価は受けやすいでしょう。
まとめ
私自身は営業職になりたくてなった訳ではありません。
しかし、営業職を10年以上続けていると、『営業を続けててよかったな』と率直に思います。
お客から叱られたり、ハード日々でイヤになったり、自分の力のなさに悩んだりと辛い経験もたくさんありました。
しかし結果として身についたこともそれなりにあります。(上記の復唱)
- コミュニケーション(話す力、察する力)
- ビジネスの全体をつかめる
- 数字に強くなる
- 資料作りができるようになる
- 社内の信頼を得る
ただ、気をつけるべき点もあります。
これらのスキルは大切なことですが、営業をやれば誰でも身につけることができることです。
つまり、特別なスキルという訳ではありませんので、ここにプラスして自分自身で他のスキルをプラスしていき、他の人が変えのきかないような人材になることが必要なように感じます。
また、社内で違うポジションになった時や転職や起業をする際には、きっとこのスキルは活かされてくるでしょう。
最後までお読みいただきありがあとうございます(^^)